私にとって「光」は建築、空間を考える上で最も重要な要素の一つです。
設計の初期段階でどのような光環境を目指すのかを考えます。
光環境とは単に自然光や照明器具による人工光によって照らされる空間だけではなく、素材の上の反射や透過の仕方、様々なフィルターを通した光による現象なども含んでいます。
光そのものは物質として質量を持っていない「状態」としてあります。
その事が固定化された建築に新しい可能性を与えてくれるという期待があります。
建築を「経験の束」として考える時に、その経験を生み出す重要な役割を「光」は持っています。
作品を通して私の考える「光」についてお話したいと思います。

「ルイ・ヴィトン京都大丸店」をはじめ華やかな商業建築のイメージがある一方、最近は、リノベーション・プロジェクトにも数多く参加し、アートイベントの立上げにも力を注いでいる。
国内外で活躍する女性建築家。

半導体電子部品メーカーから見たHEMS市場の現状と課題、そしてロームが得意とする無線通信技術とLED照明を組み合わせた「Smart Lighting System」の可能性についてお話しいたします。
暮らしにこだわる人が増える今日の住環境において、様々な演出を楽しめる照明のあり方も注目されています。家族構成、年齢などにとらわれず住む人すべてが快適な生活を送れるような照明システムのご提案を中心に店舗市場への今後の展開についてお話しいたします。

ロームマーケティング部 Lighting製造部 営業責任者を経て、現在Lighting製造部 部門長として製造から営業までを統括。